楽天の期間限定ポイントをふるさと納税で100%超で実質現金化する4つのメリット

楽天の期間限定ポイントをふるさと納税で100%超で実質現金化する4つのメリット

楽天経済圏最大のメリットと言えば「楽天ポイント還元」ですよね。

SPUでもセールでもキャンペーンでも、楽天ポイントがバラまかれて楽天サービス内では現金のように利用する事ができますからね。

しかし貰える楽天ポイントのほとんどが「期間限定ポイント」となっており、付与された翌月末~半年後くらいに失効してしまう儚いポイントです。

楽天ポイントの種類 有効期限 主な入手方法
通常ポイント 1年間 ・楽天会員通常Pt1%還元
・楽天カードのPt還元
・楽天DealのPt還元
期間限定ポイント 付与の翌月末~半年 ・上記以外のSPUやキャンペーンのPt還元

楽天ポイントの有効期限は楽天ポイントクラブの「利用可能ポイント」の欄から確認可能

焦って無駄な買い物をするのも勿体ないので、この「期間限定ポイント」のおすすめの使い道を以下のページでまとめていますので参考にしてもらえれば↓

楽天の期間限定ポイントを現金化する4つの方法 楽天の期間限定ポイントを効率よく現金化する4つの方法

今回はその中でも「最もお勧めしたい期間限定ポイントの使い道」である「楽天ふるさと納税を期間限定Ptで寄付する」という方法について見ていきましょう↓

「楽天ふるさと納税」では期間限定ポイントでも寄付できる

まずは「ふるさと納税」についても軽く復習を。

「ふるさと納税」とは好きな市区町村に寄付する事で「実質負担額2000円+返礼品を貰いながら+翌年の住民税控除で税金を下げられる」というメリットしかない制度です。

ふるさと納税の仕組みを図解
「ふるさと納税」は菅元総理が導入した制度なので、怪しい話でもなく国策なので「使いトク」な制度です。自分の年収によって寄付上限が異なりますが、基本的には上限額までの寄付で翌年の住民税が同じ額だけ控除で減るので損がありません。

ふるさと納税の仕組みに関しては以下のページでも過去に解説しているので参考にどうぞ↓

今更はじめる『ふるさと納税』の仕組み!実質2000円負担で返礼品が美味しい 今更はじめる『ふるさと納税』の仕組み!実質2000円負担で返礼品が美味しい

楽天ふるさと納税=楽天市場の1ショップ扱いなので、期間限定の楽天ポイントでも寄付できる

そして「ふるさと納税」は様々なポータルサイトで寄付する事ができますが、圧倒的にお得に寄付できるのがご存じ「楽天ふるさと納税」でしょう。

沢山のふるさと納税サイトたち

「楽天ふるさと納税」はちょっと特殊で、各市区町村の寄付&返礼品のページが楽天市場の1ショップとして出店された状態となっています。

なので、ふるさと納税の寄付もショップの購入と同じ扱いになっているため様々な楽天のおトク制度とシナジーがあるんです。

今回は例として「愛知県小牧市」のふるさと納税ページで「迎春おせち 割烹料亭千賀監修「おもいやり」三段重 3人前 全36品」を見てみましょう↓

愛知県小牧市のふるさと納税の返礼品「迎春おせち 割烹料亭千賀監修「おもいやり」三段重」

美味しいそうですね🎵
寄付額は30,000円となっていますが、寄付した返礼品なので実質負担額2,000円でおせちが買えました(*^-^*)

カート決済時には自分が保有していた期間限定ポイントが決済に利用できることが分かります↓

楽天ふるさと納税の決済画面で、期間限定ポイントで支払う事が可能になっている事が分かる

試しに保有している期間限定ポイント14,045Ptを使ってみましたが、問題なく購入(寄付)できました↓

保有していた期間限定ポイント14045Ptをふるさと納税の決済に利用できた

期間限定ポイントで楽天ふるさと納税に寄付する4つのメリット

楽天の期間限定ポイントを楽天ふるさと納税で寄付するのは「普通じゃん」と思うかもしれませんがこれが結構凄いんです。

思い付くだけでも4つのメリットがあるので順番に見てみましょう↓

メリット➀:期間限定ポイントの100%が住民税から控除⇒単純に現金が浮く

まずふるさと納税なので、「決済に使った期間限定ポイント-2000円だけ翌年の住民税の納付額が減る=現金が残る」ので、時間差で現金化している事になりますね。

決済に使った期間限定ポイント-2000円だけ翌年の住民税の納付額が減る=現金が残る

ただし自己負担額2000円分はロスがあります。が!

メリット➁:返礼品分も資産として残る!家電などにすることで売却も可能

そしてこの返礼品も資産としてみなせます。

例えば食べ物ではなく家電など売却しやすいものにすることで、そのまま売却して現金にすることも可能です。

この返礼品は寄付額の20%を超えてはいけない(返礼率20%上限)という市区町村側のルールがあるので、寄付額の20%くらいの資産が手に入っている事になります。

メルカリやヤフオク、バイマなどで売却する事で手数料1,000円ほどで現金化できますからね。

特に寄付額10,000円以上の返礼品なら(返礼率20%なら)、自己負担額2000円よりも価値があるのでこの時点で100%超で現金化できることになります。

メリット➂:なぜか期間限定Ptでの寄付でもPt還元される

ここもミソで、期間限定ポイントを使ってふるさと納税に寄付しているのに、期間限定ポイントの還元が付くことが分かりますね↓

期間限定ポイントを使って寄付しても、ポイント還元が発生する不思議

還元される楽天ポイントは自分のSPUやセールなどのエントリー状況によって異なりますが、3万円の寄付で半分をポイント支払いしているのに、ここまでポイント還元が付きます↓

期間限定ポイントを使って寄付しても、ポイント還元が発生する不思議_内訳

特に注目なのが、クレカ系のPt還元は決済額に比例して付与=期間限定ポイントで支払う分減ってしまいますが、それ以外は元値(期間限定ポイントを使うかどうか関わらず)に対してポイント還元が発生している点です。

例えば寄付の全額を期間限定ポイントで支払っても、クレカ系以外は元値に対してポイント還元が計算されるので結構なポイントが還元されることに!

期間限定ポイントで支払っているのに、期間限定ポイントが還元されるのはなんか不思議ですよね。

メリット➃:セール中の「買い回り」数にもカウントされる

これは期間限定ポイントで支払ったからという訳ではありませんが、楽天ふるさと納税の寄付=ショップ内の買い物としてカウントされるため、「楽天スーパーセール」「お買い物マラソン」中なら買い回り数にカウントされます。

お買い物マラソンの買い回りのルール図解

この買い回りカウントによって、➂のセール還元率もアップするので、全額を期間限定Ptで寄付してもその分のポイント還元が発生しいます。

この辺は以下のページで詳しく解説しているので参考にしてみて下さい↓

楽天でふるさと納税やってみた!楽天ポイント還元との二重取りがウマすぎ! 楽天でふるさと納税で寄付やってみた!楽天ポイント還元と二重取りがウマい!

期間限定ポイントで楽天ふるさと納税を寄付するメリットまとめ

ここまでの楽天ふるさと納税を期間限定の楽天ポイントで寄付(支払う)4つのメリットを解説しましたが、図にしてまとめるとこんな感じです↓

期間限定Ptで楽天ふるさと納税の決済に利用した時の損益計算の図解_2

期限が短く儚い「期間限定ポイント」ですが、なんと100%オーバーで現金化する事もできるんですね。現金化できなくてもかなりお得に利用する事ができるので、使い道に迷っている方はぜひ使ってみて下さい🎵