楽天トラベルのメリットやSPU条件を解説!還元ポイント反映タイミングの注意点

楽天トラベルのメリットやSPU条件を解説!還元ポイント反映タイミングの注意点

節約せつ子

楽天トラベルで宿泊すると何がお得なの?
「割引クーポン」や「スーパーDEALの高ポイント還元」など色々ありますが、楽天経済圏を使っている人なら『楽天トラベルのSPU』で楽天市場の買物でお得になります。
 
楽天トラベルのSPUはちょっと条件やタイミングが他より複雑なので今回解説してみます💡

招きネココ

そもそも楽天トラベルを使うメリットって何?

まずは楽天トラベルを使うメリットについてから。

楽天トラベルは宿泊予約サービスとして有名ですが、他にも、

【楽天トラベルでできる事】
国内の宿泊:ビジネスホテル・シティホテル・旅館・温泉宿・ペンションなど
国内ツアー:ホテルや旅館の宿泊プラン+航空券+レンタカーで自由にパッケージツアーを作れる
航空券の予約:JALやANA、スターフライヤーなどの航空券を購入できる
海外旅行サービス
国内レンタカーの予約
高速バスの予約

とかなり手広いサービスです。

楽天トラベルの対象サービス(国内宿泊、国内ツアー、レンタカー、海外が対象)

この手の国内オンライン旅行予約サービスでは「じゃらん」や「一休」などがありますが、あえて「楽天トラベル」を使うメリットはこんな感じ↓

【楽天トラベルを使うメリット】
宿泊費の1%の楽天スーパーポイントが貯まる
➀ 楽天クレカ決済なら更に+1%の還元率=2%のポイント還元
➁ 楽天トラベル「スーパーディール」で最大宿泊費の50%ポイント還元などが狙える
➂ クーポン割引が狙える:「毎月0か5の付く日は高級宿や温泉宿5%OFFクーポン」など
月5,000円以上の宿泊でSPU(楽天スーパーポイントアッププログラム)で楽天市場の買い物で還元率+1%になる
➄ ポイントサイトを経由して予約する事でポイントの二重取りができる(多くが宿泊費の1%のポイント)

とにかくポイントとクーポン割引を駆使して実質的にかなり安く宿泊できるのが魅力です。

また、宿泊する事で”SPU”(楽天市場のポイント還元率がアップするシステム)の対象サービスとなっていて、楽天市場での買い物でも有利になるのは楽天ならではのメリットと言えます。

上記のメリットをフル活用して、実質無料やそれに近い費用で宿泊する方法を以下のページで解説してみましたので、興味があればどうぞ↓

楽天トラベルのメリットやSPU条件を解説!還元ポイント反映タイミングの注意点 楽天トラベルのメリットやSPU条件を解説!還元ポイント反映タイミングの注意点

楽天トラベルはSPU対象!ただしSPU効率は悪いので無理に達成はお勧めしない

前述の楽天トラベルのメリットの➃つ目の「月5,000円以上の宿泊でSPU(楽天スーパーポイントアッププログラム)で楽天市場の買い物で還元率+1%になる」という点について見ていきます。

最近では「楽天経済圏」という言葉をよく耳にしませんか?

楽天経済圏とは「生活に必要なサービスを楽天に集中させることで、各楽天サービスとのシナジーでより多くの特典を貰う」という方法なのですが、この楽天経済圏の根幹となるのが「SPU」というシステムです。

SPUは「対象の楽天サービスを利用するほど、楽天市場のポイント還元率がアップする」という特典内容になっており、最大還元率は15%台にもなるので消費税を相殺する程の還元率も可能です。

そしてSPUでポイント還元率がアップする対象となる楽天サービスの1つに今回の「楽天トラベル」が含まれているという訳です。(時期によってSPU対象サービスはコロコロ変わるので最新情報は楽天公式ページで確認してみて下さい↓)

参考 SPU(スーパーポイントアッププログラム)楽天市場公式

【楽天トラベルのSPU】1回5,000円以上の予約⇒その月の市場の還元率+1%

具体的には「楽天トラベルで1回5,000円以上の予約をすると、その月のSPU+1%(楽天市場での買い物のポイント還元率+1%)」というものです。

楽天トラベルの2021年時点のSPU達成条件

ですが、楽天トラベルのSPU条件は「1回5000円以上」が条件=他のSPU対象サービスと比べるとハードルが高いわりに、SPUアップは+1%と少ないので、全SPU対象サービスの中では優先度は低めです。

「5,000円以上の予約でSPU+1%」なので、損益分岐点は「楽天市場の月50万円分の買い物」をしないと元が取れない計算なので、無理に達成する必要はないです。

とは言え1回の宿泊などの相場を考えると5,000円は一発達成するケースがほとんどなので、「もし宿泊する予定があるなら楽天トラベル経由で止まる場所を確保して、ついでにSPU+1%を貰う」的な使い方がお勧めです。

逆に月50万円以上を購入する月があったり、せどり目的で大きな金額を購入する場合は、無理矢理達成してももとは取れますが。

【楽天トラベルのSPUまとめ】
条件は「1回5,000円以上の予約をした月」にSPU+1%
損益分岐点は「楽天市場で月50万円以上の買い物」⇒SPU効率は全SPU対象サービス中でも最も悪く「泊まるついでに達成できればいい」程度。無理に達成する必要はなし
月50万円以上買い物をする月や、楽天せどりガチ勢なら達成はアリ

楽天トラベルのSPU条件&特典の詳細や注意点

そしてこの楽天トラベルのSPUの仕組みや条件が分かりにくいので、補足として解説してみます。

SPU+1%対象者: ・予約対象期間中に1回で税込5,000円以上の対象サービスを予約し、旅行対象期間中に実際に旅行をする
・クーポン利用時は割引後の税込で5,000円以上が対象
・旅行対象期間中=予約の翌々月末までにチェックイン/アウト
SPU特典 上記条件の「予約月」中に、楽天市場の買い物でSPU還元率+1%
SPUポイント付与日 「旅行月」の翌月15日頃に付与
SPUポイント獲得上限 ランクによって以下上限に↓
・ダイヤモンド会員:15,000ポイント
・プラチナ会員:12,000ポイント
・ゴールド会員:9,000ポイント
・シルバー会員:7,000ポイント
・その他会員:5,000ポイント
SPU付与ポイントの有効期限 期間限定ポイントなので付与月の翌月末に失効

文字で並べてもピンとこないと思うので図解してみました↓

SPU適用とポイント付与タイミングには注意を:「予約月」がSPU+1%アップ月、「旅行月」の翌月15日頃にポイント付与

特に混乱しやすいのがSPUのポイント回りです。獲得までの手順を3ステップに分けるとこんな感じになります↓

STEP1
➀ 5,000円以上の予約でSPU条件を達成
楽天トラベルで割引後&税込で5,000円以上の予約をする=楽天トラベルのSPU+1%達成となり、”その月”の楽天市場で買い物時のポイント還元率が+1%になる
STEP.2
➁ SPU達成月に市場で買い物
➀の状態でその月内に楽天市場で買い物をすると、買い物の額の1%の楽天ポイントが獲得できる(が、ここではまだ保留状態で付与はされない)
STEP.3
➂ 還元Ptは実際の宿泊の翌月15日頃に付与
➀の予約の翌々月末までに実際にチェックイン/アウトをすると、2で獲得した楽天ポイントが宿泊の翌月15日頃に付与される

他のSPU対象サービスでは上記の「2」の段階で翌月の付与が確定するのですが、楽天トラベルの場合は例外でキャンセルなども考慮して、実際にチェックイン/アウトした翌月15日頃に付与となっています。

楽天トラベルのSPU獲得ポイントの付与タイミングの図解

なので「キャンセル」や「予約の翌々月末までにチェックイン/アウト」をしない場合、画面上は還元ポイントが獲得となりますが、実際には付与されず無効になってしまいますのでご注意を。

楽天トラベルのSPUで付与されるポイントは「期間限定ポイント」=付与の翌月末に失効してしまうので注意

またここで付与される楽天ポイントは「期間限定ポイント」となっており、付与の翌月末に失効してしまうので、付与の翌月までに楽天サービスで使ってしまいましょう。

ちなみに全SPUの還元ポイント共通で「期間限定ポイント」となっています。