銀行の100倍利息!?『楽天ポイント利息』は意外に自由度が高くて便利かも

銀行の100倍利息!『楽天ポイント利息』は意外に自由度が高くて便利かも

節約せつ子

ポイントを預けると利息が付くサービスがあるんですって?
よくご存じですね。
2021年10月に新たに開始となった『楽天ポイント投資』では、なんと現金ではなく楽天ポイントを預けて0.1%の利息を得られるようになりました。
 
入出Ptの自由度も高いので、使わないなら入れておいた方がお得です。

招きネココ

「楽天ポイント利息」ってどんなサービス?預けた通常Ptに年0.108%の利息が付く

2021年10月に始まった新サービス『楽天ポイント利息』ですが、「保有する楽天ポイントを預ける事で、年0.1%以上の利息が付く」というものです。

楽天ポイント利息の公式バナー
参考:楽天ポイント利息 公式ページ

「ポイントに対して利息が付く」という聞き慣れないサービスですが、自分が保有する「楽天通常ポイント」を預ける事で、「利息中ポイント」となり、年間0.108%(=月利0.009%)の利息が得られるというサービスです。(金融サービスではない)

預ける=「利息中ポイント」になり年0.108%の利息が付く

楽天ポイント利息のサービスで重要な点は以下です↓

【楽天ポイント利息メモ】
預けたポイントは「利息中ポイント」となる
預けるポイントは通常ポイントのみが対象(期間限定ポイントは使えない)
預けるポイントは100ポイントから&1ポイント単位で追加できる
毎月末日時点の利息中ポイントを元本として月利0.009%の利息ポイントが翌月5日に利息口座に進呈
利息の進呈は1ポイント単位。端数は翌月繰り越しとなり、1ポイント以上となった時点で進呈
預けてある利息中ポイントは1ポイントから引き出し可能
ポイント利息の利息中ポイントは減少することはありません。(利息で得られた「利息ポイント」は期限なし)
参考:よくある質問 | 楽天ポイント利息

公式ページによると利息として得られる「利息ポイント」は”減少する事はない”と記載されている事から、期間限定ポイントと違って期限が無く残り続けるポイントのようです。

「期間限定ポイント」は楽天ポイント利息には預けられない…

楽天ポイント利息のサービス中で特に重要なのが、期間限定ポイントは預けられないという点でしょうか。

楽天ポイントの中でも「期間限定ポイント」はSPUやセール、キャンペーンなどで贈呈されるポイントとなっており、ほとんどの人が保有するポイントの大半を占めます。

が、この期間限定ポイントは楽天ポイント利息に預ける事は出来ず、あまり手に入らない「通常ポイント」のみが対象となっている点は残念ですね。

楽天スーパーポイントの「通常ポイント」と「期間限定ポイント」の違いについては以下のページで詳しく解説していますので参考にどうぞ↓

楽天ポイントは消失する!消える前に使う&確認方法や通常Ptと期間限定Ptの違い 楽天ポイントは消失する!消える前に使う&確認方法や通常Ptと期間限定Ptの違い

また、自分が保有する楽天ポイントの内訳は以下の楽天ポイントクラブで確認可能となっています↓

参考:楽天ポイントクラブ公式

自分の楽天ポイントを確認してみましたが、通常ポイントは「ポイント投資」や「クレカの支払い」に充てているのでほとんどありませんでした…↓

自分の楽天ポイント内訳を見ても大半が期間限定ポイント

通常ポイントの使い道は考えた方がいい⇒「ポイント投資」や「クレカ支払い」とどっちに充てるのがお得か

という事で「楽天ポイント利息」で通常ポイントの使い道が新たに追加されました。

が、利息は年利0.108%なので、通常ポイント10000ptを預けても得られる年間の利息ポイントはは10円程度です。

前述の通り通常ポイントを得る手段は10個ほどしかなく、期間限定ポイント以上に使い道が多い希少なポイントと言えます。

【楽天通常ポイントの10通りの獲得手段】
楽天市場での買い物時に通常ポイントで1%還元
楽天リーベイツ(ポイントサイト)での買い物時に通常ポイントで還元
楽天カードの利用金額の1%が毎月通常ポイントで還元
楽天Edyの利用金額の0.5%が毎月通常ポイントで還元
楽天ポイントカードを提示して貯まるのは通常ポイント
楽天モバイルの毎月の支払額の1%が通常ポイント還元
楽天でんきの毎月の支払額の0.5%が通常ポイント還元
楽天スーパーポイントスクリーンで広告を閲覧すると通常ポイント獲得
楽天チェック指定のお店に到着すると通常ポイント獲得
楽天ラッキーくじ(アプリ)の獲得ポイント

対して楽天通常ポイントの使い道はかなり多く、本当に「楽天ポイント利息」に預けた方が得なのかは考えた方がいいでしょう。

「楽天ポイント利息」以外での通常ポイントの100%超の使い道の選択肢としては以下が挙げられます↓

100%超の通常ポイントの使い道
1.楽天カードの支払いに通常ポイントを充てる:充てたポイントに対しても期間限定Ptの還元がある
2.「楽天ポイント」投資に充てる:投資の原資に充てるので増える可能性

上記はどちらも使った楽天ポイント分以上の見返り(100%超)が期待できるので、通常ポイントの使い道としてはどれもお勧めの方法です。

個人的には「楽天ポイント利息」に回すよりも、上記2つの使い道の方が優先は高いと考えています。

なので、上記2つに充てて余った分を一時的にでも「楽天ポイント利息」に入れて利息中ポイントにしておくのがお勧めです。

楽天ポイント利息で通常ポイントを預けてみた!(10秒)

そんな楽天ポイント利息を行う方法はとても簡単です↓

楽天ポイント利息公式ページ

1.楽天ポイント利息のトップページ

続いて預けたい通常ポイントを入力して「確認」ボタンを押します↓

2.預けたい楽天通常ポイントを選択する

3.確認画面

利用規約はこちらからでも確認できます↓

参考:楽天ポイント利息 利用規約

預けたらポイント利息のトップ画面に切り替わり、以下のように預けたポイントや履歴が確認できます。

4.ポイント利息トップ画面では預けたポイント数や履歴が確認できる

引き出す際は同じように「引き出す」ボタンからポイント数を入力して実行するだけです。簡単ですね。

5.引き出すポイントも同じように入力するだけ

6.引き出した履歴
預けるポイントの下限は100Ptというルールですが、戻すポイントは1ポイントから可能なので、上記のように「100ポイント預けて50ポイント戻す」みたいなことも数秒で出来ました。

月末23:59時点で預けてある「利息中ポイント」に対して利息計算になるので、ポイント出入の自由度の高さとスピードは流石楽天といった感じです。

「通常ポイントは余っているけど何にも使う予定はない」なら月末に取り合えず「楽天ポイント利息」に預けてしまってもいいでしょう。

必要になったら戻せばいいので。

預けたポイントは1ポイントから引き出し可能なので、「通常ポイントは余っているけど何にも使う予定はない」という場合は取り合えず「楽天ポイント利息」に預けてしまってもいいと思います。