楽天レバナス(楽天レバレッジNASDAQ100)登場！ハイリスクハイリターンなパフォーマンス

ハイリスクハイリターン投資信託「楽天レバナス」が2021年11月に登場！

2021年10月20日に有価証券届出書が提出され、2021年11月に楽天証券でサービススタートとなった「楽天レバレッジ ナスダック100」は”楽天レバナス”なんて呼ばれていて結構話題になっていました。

楽天レバナスは米国の株価指数である「NASDAQ100」指数の値動きの2倍を目指すハイリスクハイリターンな投資信託商品となっています。

レバレッジでリターン2倍を狙う分リスクも2倍という事で、「手堅く」「長期で」な資産形成とは程遠い類の金融商品です。

同じ「ナスダック100指数の2倍を目指す」という投資信託商品に「大和レバレッジNASDAQ100(大和レバナス)」が既にありますが、信託手数料が楽天レバナスの方が0.2%安いという事で、同じ金融商品を楽天が後から出してきた形になります。

参考：ついに登場!! 楽天レバレッジNASDAQ-100(愛称:レバナス) | 楽天証券公式

ちなみに「交付目論見書」と「投資信託説明書」のPDFは以下から確認可能です↓

参考：
交付目論見書(PDF)
投資信託説明書(請求目論見書)(PDF)

楽天レバナスのパフォーマンス：値動きが激しい

目論見書にも記載されている通り、楽天レバナスは「NASDAQ100」指数の値動きの2倍を目指すことを目指して運用している為、リターン2倍を狙う分リスクも2倍＝かなり値動きが激しくなることが予想されます。

当ファンドは、日々の基準価額の値動きがNASDAQ-100指数（米ドルベース）の値動きに対して概ね2倍程度となることを目指して運用を行います。

レバレッジを使ってリターンを倍にする方針で運用しているため、ナスダック100指数が上昇時には大きな利益を出しますが、下落時には大きく価値を失うジェットコースターのような投資信託商品になっています。(横ばいでも目減り)

長期でじっくり資産形成をしたい人とは正反対の投資商品なので、余剰資金でギャンブルをするくらいの覚悟で買うのが良さそうです。

NASDAQ100(ナスダック100)＝S＆P500のような米国の株価指数

そもそも「NASDAQ100指数ってなんやねん」って話ですが、

有名な「S＆P500」と似たようなもので、米国の「ナスダック市場」に上場している銘柄の中でも、金融を除く100社の株式で構成された株価指数です。

ナスダック市場の約3000銘柄で構成される「ナスダック総合指数」の中でも、上位100銘柄が「ナスダック100」という訳です。

「ナスダック100」の中にはGAFAやMicrosoftなども含まれており、現在のナスダック100指数の推移は普通に検索すればリアルタイムで確認できます↓

参考：ナスダック100指数の直近の推移

「楽天レバナス」はこの推移を基準に2倍を目指している訳ですね。

楽天レバナスは長期積立投資とは全く逆のハイリスクハイリターンなので、「堅実にじっくり資産を増やしたい」という投資ビギナーにはお勧めできないです。(自分は興味本位で一応ちょっとだけ買ってみましたが)